事前打ち合わせの様子

 11月15日(雨)午前11時より新潟地裁3号法廷
(いわゆるラウンドテーブル法廷←この法廷は,天候が思わしくないとミシミシっと天井方面から音がするので音感神経症の当職は余り入りたくない。今日は新潟混声合唱団で戴冠ミサ曲の練習があるので音感神経を保全したいと思っていた)。

原告代理人 4名
被告昭和電工代理人(東京の弁護士さん)1名
国指定代理人 佐久間健吉氏外10名ほど
代理人 弁護士3名(新潟市内の弁護士さん)の外 指定代理人10名ほど
各々出席,裁判所書記官(女性)も事前に出席
 山崎まさよ裁判長(仕切るのがお得意)外2名の陪席裁判官が入廷し,一同起立してお出迎えした。まさよ裁判長は,「シット ダウン プリーズ」と述べた。
 裁判官3名 自己紹介

裁判長から原告代理人への質問
訴訟救助抗告審の見とおしは?
12月に決定が出ると思われる。当方は,今月中に主張・立証を補充する予定。
その他
 1名の追加提訴について,不備のあった書面を明日までに追完する。

まさよ裁判長から2件ほど質問があったが,問答は差し支えがあるので,中略)

立証の見通しについて
 個別立証については,陳述書,診断書を書証とする。 
 診断書は既に作成済みなので,遅くとも12月20日までに提出する。
 第1回弁論は,口頭で意見陳述の予定。

証拠の記号について
原告
共通証拠(総論立証) 甲A○○号証
各論−個別原告13名+α??の書証)甲B?(まる1)−○○号証
病像論に関し医学論争が予想されるが,医者を人証にたてる。
その他,第1次,第2次各訴訟の関係書面も適宜提出する。
被告
昭電 乙号証
国   丙号証
県   丁号証
とする。
 高裁の決定が何時出るかによるが,12月20日は正式な第1回弁論の予定。
 その後の3期日を事実上予約した。

昭和電工の発言
答弁書は12月20日より前に提出する。書証は適宜提出する予定」


特に発言なし。
県の発言
「行政救済は今後とも積極的に取り組む。しかし,本件訴訟については,県の法的責任が問われているので,争う姿勢になる。」

 その後,当職が法廷棟1階を歩いていたら,環境省所属国指定代理人同士で(いずれもキャピキャピした比較的美人の女性職員)なにやらお話しをしていた(当職は「聞き耳ずきん装着」)。